たろうの一週間
 
職人ではない販売スタッフや工房スタッフに
お菓子の事を考えてもらいたいと思い
たろうの一週間がスタートしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お菓子の知識を広げ職人とのコミュニケーションの
場としてモノ作りの原点を勉強しています。
 
月の初めの一週間だけ販売いたします。
 
【2024年】
163
 
2024年4月
4月3日(水)〜9日(火)
蒸し万頭 かすたーど
 

卵の香りたっぷりのカスタードクリームが大好きです。和菓子らしく少しだけ白餡を加えるとあと口がよりスッキリ。昔から春が1番美味しいと言われる卵。なめらかさや優しい香りもたっぷり味わって下さい。


162
 
2024年3月
3月6日(水)〜12日(火)
【陽だまり】
 

ふんわりほわほわパステル色のお万頭。この可愛いい見た目だけでも春が来たんだなぁと思わず笑顔になれます。中には小さな求肥とオレンジの香りを効かせた餡。ほのかな酸味が春の目覚めを運んでくれました。


161
 
2024年2
2月7日(水)〜13日(火)
【ハートのしょうこ】
 

柔らかでしっとりした浮島にミルクチョコ羊羹を重ねた小さなケーキ。アクセントは黒とピンク二種類の「胡椒」。微かに残る余韻がとても楽しいです。スッキリした大人の個性も感じる「しょうこ」さんです。


【2023年】
160
 
2023年12
12月6日(水)〜12日(火)
【柚子チョコ大福】
 

Xmasをイメージしたキラキラ煌めく大福。地元の柚子をふんだんに使った餡の中にはなめらかで大きなチョコ。星野リゾートOMO5さんとのコラボ和菓子は香りと華やかさがとても贅沢な仕上がりです。


159
 
2023年11
11月1日(水)〜7日(火)
【スパイシー桃山】
 
「桃山」は白餡をベースに焼き上げた和菓子。ほろっと優しい口溶けの中にカリッとピーカンナッツ。シナモンやカルダモンのバランスには時間をかけたそうです。ほろ苦珈琲餡とスパイスの香りが深まる秋にぴったりです。

158
 
2023年10
10月4日(水)〜10日(火)
【秋の訪れ おさつぷりん】

 

秋の味覚の中でもさつまいもは代表格。素朴な美味しさを食感なめらかに味わえるぷりんです。キャラメルは柔らかな羊羹に、角切りのお芋も載せて。ほくほく感だけでは無いとろけるお芋の優しさもお楽しみ下さい。

157
 
2023年9
9月6日(水)〜12日(火)
【月夜の梨】

 
梨は切り口から溢れるほどの果汁が旬ならでは。ういろうの柔らかな透明感で梨の瑞々しさが伝わります。小さな果肉を包み込んだ練り切り餡の優しい口溶け。初秋の夜、夏の終わりを感じながらゆっくり味わいたいお菓子です。


156
 
2023年8
8月2日(水)〜8日(火)
【夏 彩】
 

夏色に光るビー玉。懐かしい涼やかさをお菓子にしてみました。弾けるソーダ味、ピールも入れたレモン味、スイカ味にはチョコチップ、どれも思い出の中の夏の味。餡玉をカリッとした飴で包んだ食感も意外な楽しさです。


155
 
2023年7月
7月12日(水)〜18日(火)
【夏の SnowDome】
 

「真夏のひと時にわずかでも涼を感じて頂きたくて」サラサラの粉雪が舞うイメージで作った小さなお菓子。旬の桃の透明感、フルーツトマトピュレで染まった浮島は優しい夕暮れ色。ココナッツはお好みで振りかけてみて下さい。


154
 
2023年6月
6月7日(水)〜13日(火)
【2度実】
 

旬のさくらんぼの可愛さがそのまんま。中には果実も入って食感もシャッキリ。茎は雲平と言う砂糖菓子ですから安心して召し上がって下さい。ネーミングの理由を尋ねたら、2度見したい、2度美味しい、両方の意味が込められているそうです。


153
 
2023年5月
5月3日(水)〜9日(火)
【おさるのちょこっとバナナ】

 
いたずらこざるはバナナでご機嫌です♪可愛い最中の中はバナナ餡、大きめのチョコチップもたっぷり入れました。子供達はもちろん誰もが笑顔になりそうな楽しさが沢山詰まっています。
 


152
 
2023年4月
4月5日(水)〜11日(火)
【はるうさぎのキャロットケーキ】

 
米粉で焼き上げたケーキはとても素朴な味わい。春らしいオレンジ色の中餡は人参の色そのまま。甘すぎず野菜の風味を生かした優しいおやつが作りたかったそう。白うさぎが遊ぶ長閑な春の景色です。
 


151
 
2023年3月
3月1日(水)〜7日(火)
【いちご畑】

 
苺が大好きで♪その気持ちが何層にも重なった美味しさです。苺の羊羹に生クリームの錦玉、蒸しカステラ。乾燥させた苺の淡雪寒のカリッとした食感がとても良いバランスです。苺づくしの可愛さに明るい春を感じて頂けそうです。


150
 
2023年2月
2月1日(水)〜7日(火)
【冬柿道明寺】
 

春の兆しはまだわずか。身体も芯まで冷え切る時節。柿の豊富なピタミンと優しい甘さで美味しく風邪予防。軽く煮て食感を残した果肉の瑞々しさがとても良い余韻です。


【2022年】
149
 
2022年12月
12月7日(水)〜13日(火)
 【La lumiere   ともしび】
 

誰の気持ちにも温かく寄り添いたい、名前にはそんな願いが込められているそうです。生地には青汁を加えてほんのり自然の香り。粒餡との相性もぴったりです。冬に贈る和菓子屋のリースです。
 
 


148
 
2022年11月
11月2日(水)〜8日(火)
【雪待つなんきん】 
 

素朴な旬の香りでほっとひと息、そんな気持ちで南瓜を素材に選んだそうです。生地に少量の餡を混ぜて蒸す「浮島」はしっとりした和菓子のカステラ。和三盆の自然な甘さのクリームを添えたらより滑らかな口当たりに仕上がりました。甘すぎない野菜の風味が伝わる和菓子になりました。


147
 
2022年10月
10月5日(水)〜11日(火)
【秋の Tea Time】 
 
お菓子に咲いた秋の薔薇。和紅茶と餡を混ぜたシフォンケーキ、一輪の花は羊羹で。工房の女性チームが考えた優しい和菓子です。蜜漬け小豆や胡桃、林檎のコンポートも入って食感も様々。薔薇ひとつ仕上がるまでに3分ほど。ちょっとだけ眺めていたい可愛さです。

146
 
2022年9月
9月5日(月)〜11日(日)
【Berry ² thank you】
 
 ブルーベリームースや大粒の果肉、クリームチーズの層が涼しげです。残暑の中にも爽やかさを感じて欲しいと素材を考えたそうです。
 
 
 
 

 
【2020年】
145
 
2020年4月
4月6日(月)〜11日(土)
 
ジャスミンようかん 
今月は新宿駅にある和菓子のセレクトショップ「えんなり」さんの発案。毎回東京から届くアイデアはとても斬新。今回は小倉とジャスミンティー、二つの味のシャリようかん。全国の和菓子を訪ねて歩く皆さんの優しい日本の春への願いを感じます。
144
 
2020年3月
3月2日(月)〜7日(土)
 
ピリっとチーたろう
ひと口食べて、ん?チーズの香り?と思っていたらあとからジワリジワリと胡椒の刺激。粗挽きの粒がしっかり入ってなかなかの余韻です。「春眠暁を覚えず」ピリっとした目覚めを意識したアイデアだそうです。味わいの絶妙なバランスがとても楽しいです。
143
 
2020年2月
2月3日(月)〜8日(土)
 
Taro de Yokan
「シャリ羊羹」をご存知でしょうか?羊羹の表面を乾燥して糖質化させたものです。その名前どおりシャリっとした食感が楽しくて苦めのお茶や珈琲にもぴったりです。生姜たっぷりの風味がとてもすっきり。つまんでパクッ、食べやすさも嬉しい美味しさです。
 
【2019年】
142
 
2019年12月
12月2日(月)〜12月7日(土)
 
霜葉

果物売り場に並んだ真っ赤な林檎。シャッキリした歯応えも、焼いたり煮たり柔らかな食感もいいものです。そんな旬の林檎をたっぷり使ってきんつばにしてみました。甘酸っぱい香りが爽やかです。風の冷たい日、美味しいお茶と温かいひと時を是非どうぞ。


141
 
2019年11月
11月4日(月)〜11月9日(土)
 
散紅葉

いつか行ってみたい、そう思いながら写真雑誌を開く紅葉の旅。目に飛び込んでくる紅葉は赤も黄色もため息が出るくらい美しくて。散るもみじの一瞬の鮮やかさを描いた上用万頭。中餡には熟した柿を練り込みました。今まさに秋、そんなお菓子をお届けします。


140
 
2019年10月
10月7日(月)〜10月12日(土)
 
ツインズ
茶菓工房たろうが増泉に移転して初めてのたろう便りはやはり新本店のスタッフから。シャープなスタイルの2色ようかん。なめらかなミルク羹に柚子の香りたっぷり。チョコの濃厚さが程よく馴染みます。秋の珈琲時間にゆっくりどうぞ。
 

139
 
2019年8月
8月5日(月)〜8月10日(土)
 
潮 騒

真夏到来。少ししょっぱい塩気のある味が自然と美味しく感じます。柔らかなカステラに羊羹で波打ち際の風景を。中に挟んだチーズ餡には地元の醤油をちょっと多めに入れました。素朴な香りは日頃から馴染んだ香り。潮風が吹く夏の景色、そんなお菓子になりました。


138
 
2019年7月
7月1日(月)〜7月6日(土)
 
白いこころ
ふんわり粉雪を散らしたようなココナツ。その香りだけで南の国のデザート菓子のようです。紫芋と安納芋の二層の餡もとても綺麗な色合いに仕上がりました。職人から届いた試作を食べて「このままでお願いします!」。全員一致で決まった納得の美味しさでした。
137
 
2019年6月
6月3日(月)〜6月8日(土)
 
どっとぱいん
  今年は夏の訪れが早まりそうな気配、果物のビタミンに元気を貰いたい気分です。生のパイナップルから丁寧に仕上げた蜜漬けは香りも歯触りもとても爽やか。パイ生地も白餡もあっさりして美味しさを引き立てます。優しい甘酸っぱさの余韻 が嬉しい季節です。

136
 
2019年5月
5月6日(月)〜5月11日(土)
 
はじめ
 
新元号に清々しい空気を感じます。新しい時代、最初のお菓子になるのは「はじめ」。ふんわりオムレットです。万葉の梅、新緑、羊羹の飾りもとても素直な可愛さです。中餡は優しい甘さのチョコバナナ味。和やかな日々を願う気持ちにぴったりの愛らしいお菓子です。
135
 
2019年4月
4月1日(月)〜4月6日(土)
 
ののか
 
「ののか」。野原の花々をイメージして名付けたそうです。お菓子は出来て名前がなかなか決まらない事がありますが、丸くて可愛い雰囲気にぴったりです。レモンと抹茶とブルーベリー。ちょっぴりドライフルーツも入った楽しい一粒州浜、紅茶にも合いそうです。
134
 
2019年3月
3月4日(月)〜3月9日(土)
 
お花見きんつば
 
明るい陽射しに気持ちも和らぐ季節です。ふたつのきんつばの色合いはこれからの景色そのもの。たっぷりの抹茶で緑を鮮やかに、ホワイトチョコで安らぐ春の空を桜色に。寒さにすっかりこわばっていた身体と心が自然にほぐれるような、和菓子が伝える優しい春です。
133
 
2019年2月
2月4日(月)〜2月9日(土)
 
春待ち畑
 
ひと口食べて「ん?」ふわりと苺の香り。よく見たらお菓子の下にフリーズドライの苺が隠れていました。蒸しカステラ も大納言羊羹もしっとり柔らか。ぱらりと散らしたココナツは春の雪のよう。静かに芽吹きを待つ景色がこんな優しいお菓子になりました。
 
【2018年】
132
 
2018年12月
12月3日(月)〜12月8日(土)
 
雪色ひいらぎ
 
もう十二月。振り返る出来事が沢山あっても、ちょっぴり嬉しい事が一つあったならそれで良し、ですね。小さな柊の葉が可愛いほうじ茶のお万頭。お茶の香りがホワイトチョコと合わさってまるでミルクティーのよう。真ん中に隠れた黒豆一粒、見つけて下さいね。
131
 
2018年11月
11月5日(月)〜11月10日(土)
  小さな秋
 
梨や林檎、芋や栗、秋は何を選んでも主役級。間違いなく美味しいお菓子が出来ますが、今月は昔懐かしい干し柿の素朴さを味わって下さい。クリームチーズ餡はいいアクセント、干し柿をざくざく食べている感覚です。求肥の中に優しい秋がぎっしり詰まっています。
130
 
2018年10月
10月1日(月)〜10月6日(土)
 
微笑どら
 
子供達の古い落書き帳にはへんてこな笑顔が沢山。見てるだけでクスッと笑えます。袱紗餅をまあるく焼いてみました。昆布入りの求肥がほんのり塩味で餡もあっさり。お汁粉に添える塩昆布がアイデアのヒントだそうです。いつも笑顔で、そんな願いも込められています。

129
 
2018年9月
9月3日(月)〜9月8日(土)
 
おつきさま
 
1㎝ほどの小さな小さなウサギ。ちょこんと座る姿がとても愛らしくて。早く秋になって欲しい、そればかりを願い続けたこの夏。ウサギが小さな秋を連れて来てくれたようでほっとしました。上用万頭のかぼちゃ餡も素朴な甘さ。月夜の風景をゆっくり楽しんで下さい。
128
 
2018年8月
8月6日(月)〜8月11日(土)
 
涼風ロール
 
真夏は体調のために食べる物も色々考えます。果物の酸味もとても大切。白桃、マンゴー、巨峰の果汁を寒天にして和風ロールケーキに仕上げました。白餡には隠し味にヨーグルトも。冷たい緑茶にも合いそうです。この暑さもあと少し!そう自分に言い聞かせましょう。

127
 
2018年7月
7月2日(月)〜7月7日(土)
 
夏野菜の詩
 
まるで和風ケーキのよう。和菓子のカステラ「浮島」は蒸して作るのでとてもしっとり。ほうれん草、枝豆を使った浮島にココナツムースや胡麻餡、そしてゴーヤの蜜漬けまで。夏野菜を目一杯美味しく楽しく召し上がって頂きたい、そんなお菓子に仕上がっています。
126
 
2018年6月
6月4日(月)〜6月9日(土)
 
トマト姫
 
涼やかな寒天に花も咲かせました。梅雨前の蒸し暑い日にも心が和みます。ポイントはプチトマト。瑞々しい爽やかさが食べた後の余韻をとてもすっきりさせてくれます。酸味がちょっと苦手と言う方にもいつもと少し違うトマトの美味しさを感じて頂けそうです。

125
 
2018年5月
5月7日(月)〜5月12日(土)
 
あいの音
 

小さなハートの寒天菓子。甘酸っぱい苺味にチョコもかけて。しかも口の中でパチパチ弾ける粒々キャンデーのおまけ付きです。「母の日の感謝の気持ちをお菓子にしたくて」とあんと店のスタッフ。お母さんが思わず笑顔になるアイデアが一杯詰まっています。


124
 
2018年4月
4月2日(月)〜4月7日(土)
 
春色たまご
 

急に寒さが戻ったりこの冬のトンネルはとても長く感じました。待ちに待った分、精一杯春らしいお菓子をお届けしたいと思いました。白い練り切り餡で包んだ少し贅沢な焼き万頭「春色たまご」。名前の通りふんわり優しい卵餡で愛らしい春を楽しんで下さい。


123
 
2018年3月
3月5日(月)〜3月10日(土)
 
ぴりっときんつば
 
新しい季節、新しい生活、三月は始まりを感じる月。お菓子にも少し意外な挑戦をしてみました。かすかに香る山椒の余韻。甘味と辛味が調和した不思議な組み合わせでいつものきんつばがどこか新鮮に思えます。ちょっと気分転換、そんな和菓子になりました。

122
 
2018年2月
2月5日(月)〜2月17日(土)
 
ミルクちゃんとココアちゃん
 
「寒氷」と言う種類の干菓子をご存知でしょうか。寒天と砂糖が主な原料でとてもシンプル。一口の甘さをゆっくりゆっくり楽しむお菓子かも知れません。ほんのり優しいココアとミルク味。店主と職人長が考えた戌年最初のお菓子は可愛すぎる位の仕上がりです。

 
【2017年】
121
 
2017年12月
 
雪の子ゆきちゃん
 
可愛すぎて食べるのをためらってしまう雪だるま。銀箔の粉雪が舞うスノードームが和菓子になりました。レーズンやクランベリー、ドライフルーツがたっぷりの浮島もいい香りです。少し早めのXmas。しばらく眺めていたい素敵な時間になりますように。

120
 
2017年11月
 
紫芋のとんがりパイ
 
最近はカラフルな野菜が沢山ありますが、紫芋を初めて見た時はこんなに綺麗な色がお芋?流石にびっくりしました。ねっとりした素朴な甘さでシンプルなパイが一番合う気がします。表面に散りばめたコーンフレークがカリッといいアクセントに焼き上がりました。

119
 
2017年10月
 
マシュマロどら焼き
 
秋を感じた途端不思議とお腹も空きます。こっくりした甘さの満足感が欲しい様な。チョコレートを皮にも餡にも混ぜ込んだどら焼きはそんな気分にぴったり。しかも苺にふわふわ焼きマシュマロと何とも嬉しい組み合わせ。珈琲も少し濃い目で合いそうです。

118
 
2017年9月
 
あかね空
 
暑い暑い盛りに見かけた赤トンボ。もうちょっと頑張れば秋はすぐそこまで来てますよ、そう励ましてくれてるようでした。シナモンの香りがスパイスのきいたミルクティー、チャイのよう。夏の疲れに優しい香りの焼き万頭はいかがでしょう。一足早い秋の便りです。
117
 
2017年8月
 
福べぇとふくちゃん
 
柑橘にも様々な特徴がありますが「日向夏」の爽やかさは柚子に近くて懐かしさを感じます。ふわりとした泡雪羹に残る酸味もすっきり、重ねた水羊羹が驚くほどあっさり感じられます。瓢(ふくべ)の愛らしさに日向夏シロップを添えて真夏らしさ満点のお菓子です。
116
 
2017年7月
 
恋のYOKAN
 
羊かんがとても可愛いお菓子になりました。ハートに更に小さなハートを抜き型で一つ一つ。細かな作業をコツコツ仕上げる職人にも毎回感心します。イチゴ味とカルピス味、甘酸っぱい組み合わせにも一工夫。どんより梅雨空にもちょっと元気が出ませんか?

115
 
2017年6月
 
ゼリーの宝石箱
 
色が重なり合った涼しげなゼリー。わくわくしてスプーンを入れたらサイコロ状の食感がザクザク。しかも牛乳寒やパイン、メロン、フルーツ味が次々出て来ます。今までなかった新食感に楽しくなりました。梅雨気分をせめて明るく、そんな願いが込められた夏菓子です。
114
 
2017年5月
 
子猫スタンプ
 
届いた試作に歓声が上がりました。淡いピンク色の羊かんが猫の肉球そっくり、動物好きの多いたろうのスタッフにはたまらない可愛さでした。もっちりした上用万頭でクリームチーズ餡の中にイチゴジャムが少々。五月の節句、子供達にも喜んで貰えそうです。

113
 
2017年4月
 
ちょこっと食べてミント
 
ふんわりミントの爽やかさ、香りが主役のお菓子です。チョコレート餡とも良く合います。このお菓子は特別販売の新宿ニュウマン「えんなり」スタッフの皆様のアイデア。「メガネの焼印」は「ミント」と「見んと」の掛詞、あれこれ沢山の楽しさが詰まっています。
112
 
2017年3月
 
きんかんトラドラ
 
スーパーの山盛りの金柑。まん丸つやつやで美味しそうと眺めていたら、今月のお菓子もちょうど金柑でとても嬉しくなりました。とら焼き皮に包まれたチーズクリーム餡は金柑の爽やかさと良く合います。ふんわり漂ういい香り。春近し、そんなお菓子になりました。

111
 
2017年2月
 
サイコロ万頭
 
和菓子が好きな方はやっぱり美味しい餡が好きな方。店主も職人も大の餡好き。さらりと口溶けの良いこし餡をたっぷり食べたて頂きたくて隅々まで餡がぎっしり。一粒のクルミの芳ばしさがアクセント。シンプルですが食べ飽きない、そんな焼万頭に仕上がりました。
 
【2016年】
110
 
2016年12月
 
ゆずのどら焼き
 
山椒や山葵、季節を感じる日本の香りは沢山ありますが柚子もその一つ。普通のどら焼きのようですが、生地の中にはすりおろした柚子の皮、しかもスライスが丸ごと一枚焼き込んであります。封を切ったとたん心地良い香りがふわっと溢れて驚く程でした。
 

109
 
2016年11月
 
いとこちゃん
 
お菓子なのに「いとこ」?不思議に思われた方もいらっしゃると思います。小豆とカボチャの煮物は「いとこ煮」。そこから名付けました。カボチャのほっこりした柔らかさが餡と重なって更に美味しく感じます。秋の深まりにとても似合う味わいです。
 

108
 
2016年10月
 
黒糖ミルクマン
 
「ご家族の秋のお茶の時間にはやっぱりお万頭が一番かなと思って」。今月のお菓子の理由を尋ねたらこんな答えが返って来ました。慌ただしい毎日、テーブルにちょっと甘い物があればそれだけで嬉しい安らぎの時間。黒糖と練乳が香るひと口栗万頭です。
 

107
 
2016年9月
 
カラメルプリンようかん
 
意外な美味しさでした。カスタードの風味とカラメルのほろ苦さ。あのプリンがもっちりした食感の蒸し羊羹になりました。試作の初回からスタッフもびっくり、思わず納得の仕上がりでした。焦がしたマカダミアナッツもいい香り。温かい珈琲にも合いそうです。
106
 
2016年8月
 
レモンの気持ち
 
たろうの一週間のお菓子は素材も名前もその月の担当スタッフが考えます。八月は「レモンの気持ち」。真夏にぴったりのいい名前です。餅にはレモンピール、中餡にはクリームチーズやジャムを混ぜ込みました。あとひと息、レモンに夏を乗り切る元気を貰いましょう。
105
 
2016年7月
 
のどごしパイン
 
和菓子も好きだけど夏のビールも大好き、と言うスタッフ。そんな願望がそのままお菓子になりました。炭酸風味のパインゼリーには枝豆に見立てたエンドウ豆まで付いてます。子供達の驚く顔が楽しみです。冷んやりおやつが夏の思い出になりますように。
 

104
 
2016年6月
 
ティーダイズ
 
気がつくとスーパーにも沢山のスイカが並び、少し冷やした物が嬉しい季節になっていました。紅茶風味のようかんをカステラと積み木の様に組み合わせてみました。冷やすとしっとりひんやり。梅雨の前独特の蒸し暑さを美味しさで乗り切れますように。
 

103
 
2016年5月
 
チーズあまニャつどら焼き
 
どら焼きを猫の形に出来ますか?そう工房に相談していたスタッフですが最初の試作からみんな大喜び。焼きゴテで耳やヒゲを描いた表情の違いが微笑ましくて何とも言えない可愛さです。チーズクリームと甘夏ジュレの爽やかな中餡も五月にぴったりです。
 

102
 
2016年4月
 
桜日和り
 
「桜日和り」そう聞いただけで温かい空気に包まれた長閑な気持ちになります。錦玉羹の中の小さな小さなお花見団子、人参を使った蒸しカステラは優しいオレンジ色。春気分がガラス細工にとじ込められたようなお菓子です。お近くの桜の枝々を見上げてぜひどうぞ。
101
 
2016年3月
 
チョコっと苺もち
 
まるで白い座布団に小さな女の子がちょこんと座っているよう。柔らかなお餅の美味しさ、イチゴにはひと手間かけてチョコレートも付けました。写真はホワイトチョコですがもう一つビターチョコのお味もご用意しました。いよいよ春、イチゴから始まるたろうの春です。
100
 
2016年2月
 
おに太郎
 
節分が近づいて三匹の鬼が気弱になったり励ましあったり何とも言えない可愛らしさ。実はとても手間を掛けた生菓子で求肥や白小豆が中に隠れています。たろう便り記念の百回目、店主と職人が二人で考えた「おに太郎」が感謝の気持ちをお届けします。
 

【2015年】
99
 
2015年12月
 
たろうのクリスマス
 
金沢の今年一番の変化はやはり「新幹線」。急増したお客様への対応に日々奮闘した駅のあんと店スタッフが考えたのは、何とブランデージュレ入りのチョコ大福。応援して下さったお客様に冬こそあったかく感謝の気持ちを伝えたい、そんな素直な願いがこもったお菓子です。
98
 
2015年11月
 
たそがれの月
 
柿の朱赤が景色の彩りになる季節です。子供の頃の干し柿は小さくても驚くほど甘くて、素朴な甘さをそのままお菓子にしたいと思いました。蒸し羊羹にたっぷり練り込んだ甘さは自然そのもの。果実も添えてみずみずしい食感も楽しめます。実りの秋の和菓子です。
97
 
2015年10月
 
青林檎パイ
 
秋の果物が旬、よりどりみどりでいい季節です。甘い香りが届きそうなアップルパイが焼き上がりました。蜜漬け林檎と組み合わせたのはクリームではなくあっさり白餡。これがとても林檎の爽やかな酸味を引き立てます。紅茶にも合いそうな和菓子屋のパイです。
96
 
2015年9月
 
そばふわわ
 
「あ、いい香り」ふわりと感じるそば粉の素朴さに何だかほっとしました。卵白を泡立てたふんわり生地にくるみのカリッとした香ばしさが良く合います。厳しい暑さに耐えて過ごした身体にはこんな自然な甘さが嬉しいです。美味しく食べていい秋をゆっくり待ちませんか。
96
 
2015年8月
 
スターフィッシュ
 
夏は暑いもの。そう覚悟して乗り切るつもりでも忍耐力にも限界があります。5分だけ現実逃避で海辺の散歩。透明な海の中のヒトデをイメージした葛のお菓子です。三つのフルーツの味、ひんやりぷるんとした口当たり、夏だからこそ美味しい楽しいおやつです。
94
 
2015年7月
 
願い星
 
「白いどら焼きは出来ますか?」新人スタッフの一言。それをきっかけにレモン、星、紅茶餡とアイデアが色々、こんな可愛いどら焼きになりました。白さの理由はタピオカ粉、もっちりした食感です。レモンピールが爽やかな余韻です。夏の涼しげなおやつ時間に是非どうぞ。
93
 
2015年6月
 
うたたねチェリー
 
葛餅から透けて見えるピンク色はアメリカンチェリー。まるごと一粒包み込みました。白餡と甘酸っぱい果実は相性ぴったり。可愛いアイデアは工房の若手女性スタッフが二人で相談したようです。その姿がまるでこの写真のように思えて何とも微笑ましいお菓子です。
92
 
2015年5月
 
フォーカード
 
なんて可愛いトランプ。和菓子屋ですから素材は落雁です。見慣れた絵柄なのにお菓子になるととても新鮮。一口噛みしめると餅粉の自然な甘さが広がります。和菓子好きを自認する店主が一度作ってみたかったと言うお干菓子、苦めのコーヒーにも意外に合いそうです。
91
 
2015年4月
 
桜ちーず
 
子供達は花遊びが大好き。摘んだり飾ったりプレゼントしたり、散った花びらを一杯集めて舞い上げたり。何とも長閑な春のひと時です。その気持ちが薄紅の花びらになりました。クリームチーズを練り込んだ餡はとても爽やか。お皿の上でも可愛い花を楽しんで下さい。
90
 
2015年3月
 
大人のどらやき
 

このどら焼き、ちょっとだけ秘密があります。生地は卵たっぷりでふっくらふんわり。リンゴを加えた餡は人参と良く合います。実はそこに思いがけない隠し味。和食に欠かせないあの「薬味」。スタッフの希望をちゃんと叶えた職人の努力。大人向けの味わいを是非お試し下さい。


89
 
2015年2月
 
いちごボックス
 
「いちご味にしませんか?」「箱の形にリボンをつけて」その月の担当スタッフは色や味の希望を職人に伝えて試作が始まります。今回は初めて届いたお菓子がデザイン画以上に可愛い仕上がりで驚くやら嬉しいやら。まろやかないちご餡で春の香りを是非どうぞ。
【2014年】
88
 
2014年12月
 
なかよしマカロン
 
気付けばもう師走。地面は落ち葉で一杯、冷たい時雨の束の間の晴れ間で用事を済ませ、またバタバタと掃除や年賀状。いつもながらの年末の気配です。「なかよしマカロン」抹茶ムースの上に並んだ二つのマカロン。こんな可愛いお菓子で忙しい身体と気持ちを休めて下さい。
87
 
2014年11月
 
栗蒸しモンブラン
 
この秋は果物も豊作の当たり年。それにしてもなんて贅沢な栗づくし。出来上がりを見てちょっと驚きました。栗蒸し羊かんも栗、そぼろ餡も栗、上にも渋皮栗。これ以上はないくらいの栗です。秋満載、まるで山の栗を独り占めしたような満足感です。
 

86
 
2014年10月
 
もろこし太郎
 
スープの1番人気はコーンポタージュ。これを和菓子にしたらお子さんにも喜ばれそう、そんな思いつきです。クリームスープもコーンも入れて。トウモロコシでお菓子を作ったのはこれが初めてと職人も笑います。楽しいお菓子で楽しいひと時をいかがですか。
 

85
 
2014年9月
 
栗太郎
 
酷暑と大雨、気だるい夏疲れが残る頃。和菓子とぬるめのお茶でまずは気持ちをゆったりと。九州産の出始めの栗を希少な白小豆の粒あんにふんだんに混ぜ込みました。優しい自然な甘さが何とも美味しい餡、これぞお万頭。秋の始まりがとても嬉しくなります。
84
 
2014年8月
 
かぼちゃ饅頭
 
色といい形といいカボチャそっくり、このまま絵本の挿絵にもなりそうなお万頭が出来ました。餡はほんのり甘いカボチャそのもの、皮に練りこんだ抹茶の香りもとてもいい余韻です。可愛くて美味しい野菜菓子、夏休みのお子さんと楽しいひと時にぜひどうぞ。
83
 
2014年7月
 
ぶどうの夢
 
ふんわり優しいピンク色。とてもとても薄く蒸し上げたカステラ生地です。見るからに繊細な皮を職人は慣れた手つきで次々と包んでいきます。中はヨーグルトを入れてさっぱり仕上げた餡と蜜漬けの巨峰。梅雨だからこそ嬉しい爽やかな和菓子です。
 

82
 
2014年6月
 
羽二重手まり
 
伸びの良い柔らかな求肥。美味しく仕上げるコツは素材と何と言っても根気。粘りのある餅粉を丁寧に丁寧に時間をかけて木べらで練り上げていきます。餡は珈琲をきかせてほんのりいい香り。少し大人の楽しい大福、まあるくふんわり仕上がりました。
 

81
 
2014年5月
 
二色モナカ
 
黄な粉と黒蜜が大好きなスタッフ、両方入った最中は出来ませんか?という提案に職人が作ってくれたのがこのお菓子。黒糖羊かんを薄く切って黄な粉餡をサンドしてあります。黄な粉の香りが芳ばしくてくせになるような美味しさ。ポンポンと割って一口おやつに是非どうぞ。
80
 
2014年4月
 
春の里
 
さ、出掛けましょう。里山や公園、園芸店、春になったら行こうと楽しみにしていた所が沢山あります。芽吹いたばかりの小さな緑を眺めるだけで元気が貰えます。可愛い一口おやきに桜を載せてみました。青空を見上げて一休み、春を思う存分味わって下さい。
79
 
2014年3月
 
花ひとひら
 
花びらの曲線とほのかな淡いピンク色。冷たい北風を束の間忘れて優しい春気分。白餡に卵黄を混ぜ込んで焼いた黄身時雨は、ほろっとほぐれる口溶けが楽しいお万頭。かすかな香りは細かく刻んだ桜葉。行きつ戻りつする寒さをほんの一歩前に進めてくれそうです。
78
 
2014年2月
 
柚子さん
 
「香りの記憶」はいつも鮮やか。春の沈丁花、夏の青田、秋の稲藁、その時々の景色までくっきりとよみがえります。冬は柚子。小さく小さく刻んで白餡に混ぜ込んだら何とも言えず優しい「香り」の美味しさ。季節を味わう旬のお菓子になりました。
 

【2013年】
たろう便り77
 
12月
 
雪だるまちゃん
 
小さな雪玉をせっせと転がして丸く大きく。もう押せない位の大きさまで頑張ったのにパカッと割れて泣いたりしました。雪だるまは子供達にとって大切な冬の友達。たろうからのクリスマスプレゼントは美味しい雪だるま万頭。ミルクが香る優しい餡を包みました。
76
 
2013年11月
 
ナッツ&キャラメル
 
気づくと自販機にも温かい飲み物のボタンが増えていました。味わいも少しまったり、濃い目が美味しく感じる季節です。時間と手間をかけて作ったキャラメルを羊かんにしてみました。まろやかでクリーミー、コクのある深めの味わいが秋に似合います。
 

75
 
2013年10月
 
栗しぐれ
 
田舎の家の前の小川には秋になると必ず柴栗の実が沢山流れて来ました。山の何処かでポチャン、ポチャンと落ちる様子を思い浮かべて楽しかった思い出です。なめらかな栗餡をそぼろで包んで蒸し上げた「栗しぐれ」。美味しい秋満喫の仕上がりです。
 

74
 
2013年9月
 
蓮根生きんつば
 
レンコンが出始めました。粘り気の強い加賀レンコンはお菓子にも最適。粗めにおろしてさっくり、もっちり、食感が楽しいきんつばに仕上げてみました。生姜の香りをしっかり効かせてあります。小さくても栄養たっぷり、夏の疲れ早めに取れますように。
 

73
 
2013年8月
 
夏琥珀
 
「ただいま!」汗だくで帰った子供達のお茶の飲みっぷりはお見事、微笑ましい位です。芳ばしい棒茶の香りたっぷりの寒天をレモン風味の葛寄せと重ねてみました。2つの味と食感が引き立てあってとてもとてもさっぱり。大人の夏には何とも嬉しい冷たさです。
72
 
2013年7月
 
ざっくりパイン
 
給食の話を聞く機会が有りました。「栄養素やバランスは大切、でもほんの一切れの果物だけでも違うんですよ。」毎日の事は無理せずにって嬉しい納得です。マドレーヌ風焼き菓子に角切りパイナップルをたっぷり載せて。爽やかな夏のビタミンいかがですか?
71
 
2013年6月
 
黒糖ジュレとわらび餅
 
ツバメが盛んに飛び交います。鳥たちも子育てに懸命な季節です。少し汗ばむような散歩、帰ってからのお楽しみはひんやり和菓子デザート。寒天のジュレとわらび餅。黒糖をトロリ、つるん、ぷるん。この食感、この喉ごし、ひと口ごとにくつろぎ感満点です。
70
 
2013年5月
 
ヨモギふくさ
 
春は三寒四温。でも今年は五寒三温?と思う位の寒さの戻りで気付いたら初夏が目前、季節に追い越された気分です。まあるい一口ふくさ、新緑色に仕上がりました。生地の隠し味はホワイトチョコ、餡にはヨモギ。小さくても新鮮な緑の香りたっぷりでお届けします。
69
 
2013年4月
 
花咲まんじゅう
 
あ、忘れ物!なんて最近増えませんか?ふわんとした春の空気感のせいですね。ドンとお腹の満足の為にこれぞ和菓子、うす皮万頭は如何ですか。粒餡の美味しさが何より際立ちます。ぺろりと一つ、もう一つ。驚くほどあっさりした小豆の余韻を楽しんで下さい。